十六夜記将望語り
・十六夜記 ・冒頭の神子性格選択、追加イベント 「はじめから」で十六夜記をプレイすると、ゲーム開始前の将臣くんと戯れることができます。 (ていうかあの性格選択って、何の意味があるんだろう…?選択肢によって傾向が違うのは分かるんだけど) これ迷宮で結晶拾って見るまで、知らなかったんですよ。 知らないで済んじゃってる人が多そう。 実はこれが、なんというか相当萌えま、した! 正月初詣いこう、とか、んな腹へってんのか?放課後カレー食いに行こーぜ、 とか、 海いきたい!いいぜ〜、とか、 葉っぱなしみかんは俺に全部くれ(こたつに一緒に入ってるのかな)、とか スキー教えてよ!行こうよ!いいぜ〜、とか。 どれもこれもやりとりが大抵 『お前ら二人で行くのかよ!大概にしろよ、幼馴染からはみ出てるぞ高2男女!!』 というもので 萌え死にました。 これ単に自覚のないカップルじゃないの?ゲーム開始前から。 『友達以上恋人未満』そのものですね。譲、こりゃあ自信なくなりますわな…。 譲も幼馴染なんですけどね、一応。どう考えても兄さんとのほうが仲良すぎです。 これを間近で16年…つ、つらい…ご愁傷様です…。 高校で同じクラスで幼馴染でも、こんなに仲良かったら多分カップル認定くらってるでしょうね。 ギリ許されるのは中学までだよ男女は。 ・中盤イベント 花火イベントはかなり萌えました。薬指に指輪はめる小学生?って! 狙ってるじゃない! もう完全にロックオンじゃない!俺の女だぜってか? 指は10本あんのになんでわざわざ左手薬指をチョイスするんだよ将臣! 「指輪外せとはいえなかった」って、やっぱ当時(小学生くらい?)から望美好きだったんでしょうね。 こうなると、将臣がどこで自覚したのかがよく分からなくなってきました。 無意識下というか好きだったんだけど、その重さを量りかねてて幼馴染をやってるうちに、 飛ばされてしまった。んで、三年半会えず、改めて自分の中での望美の重さに気づいたって感じ?(予想←迷宮入れて。後でまとめよう) あとは貝殻の仲良しさんぶり。あとは…これ蜜月っつーか日常会話じゃない? みたいなのは、ふーんと萌えました。普通でした。 蜜月じゃなく普通にいれてくれよ! 将臣ルートのイベントははやっぱ、甘ーというよりも『過去から続いてる仲のよさ』を確認するためのものですね。 進展とかそういう問題じゃない!もう進展しきってるんだ! 後は望美の自覚だけ。 でも、スモモみたいなやりとりもっといれてくれたらよかったな。ああいうのいい。 あとはEDについての愚痴 ED、なんかどうしてもダメなんですね。 途中途中は萌えるんですが、切な萌えするより先にイライラしてしまうというか。 将臣、帰ってきてからも、んなに気にするくらいなら戻ってくるなと。 やりとげろよと。 将臣にとって、何がベストでいられるのか、と考えると、 どうしても 南の島>>>>>>>>現代 だなあと思ってしまうのです。つーか、現代に対しての執着があまりに希薄すぎて (現代人なのにこれはどうなのとプレイしてて感じました。薄すぎるだろコー○ー!) 帰ってきた彼が気の毒に見えてしまいました。 真面目に考えると、残存平家ってもう柱がいないんですよね。 銀髪兄弟いないし忠盛さん処刑されてるし、あとみんな怨霊だし、他の面だった頼りになる男たちが思い浮かばないくらい 人手がない。だから将臣の存在って言うのは、相当でかいと思うんです。 頭領の清盛も怨霊でキてるしね! 十六夜記EDで将臣がいってた「やれることやってきた」っつったって、平家は孤立無援に近いし、下手したら気まぐれおこした 兄上(源氏)にいつ討伐されてもおかしくないので、結構どうなのと思わなくもない。 (彼以外のルートでは、大概どっかに落ち延びてるんですよね…しょーがないよなあ) その上将臣当人に現代への執着が、マイナスになるくらいに感じられないときたら! (両親がいないとか寂しがるタイプでもないし、「いつか会えるさ、な?」でなんか 全部済まされてしまいそう) 現代に帰る理由が見つからないじゃないか〜 いや、望美の元へいけたとしても、それは本当によかったのかな? 悔恨残るなら、素直に残るべきだったと思うんです。 心的ダメージ大小でいえば、どう考えても南の島に残るほうが小ですむだろうし、他ルートで絶対 逃げ延びてるとこみても…うーん、受け入れられない。 多分元々なんか、女に走るような人間ではないから、すごく違和感があるんです。 弱いものほったらかして、望美だけのために、なんていうタイプじゃないじゃないですか。 個を犠牲にして集団を優先させる感じ。 そもそもこの十六夜ルート終盤の、将臣必死こいてるときに能天気に、 あいたかったーとか出て行く望美(選択肢に出る)・待ってるから、という望美にも共感できてないんです。 大概相手のこと考えてない、源氏の余裕で飛び出してるだけ、みたいに思える。 将臣の身の上を考えると気の毒でたまらない。 もう人手ない!源氏に勝利はもう無理!和議も無理!落ち延びられるかもわからない! やばい三年半よくしてくれたし馴染み深いみんな、全滅かも! そんな没落平家の頭領やってて、マジで切迫してる最終決戦。 家族が死ぬか生きるかのときに、余裕しゃくしゃくに恋愛面で出て行くなんて…アーーーー!! 思いやってやれよ!余裕ないんだよ幼馴染は! 望美が「待ってるから」、というのも負担になる。ような。 プレイヤーの私としては、いってらっしゃい、と泣きながらでも押し出す選択肢がほしかった。 そういう思いでプレイすると蜜月失敗するし、なんだよコーエー! 屋上で 思いが通じてて (↑これ、よく分からなかったんです。別に愛語らうとかなかったんで 深読みしろということ?) 、現代には帰らないし帰れないことを選択して去っていく将臣ですから(望美が白龍に「将臣が帰りたいといったら帰してあげて」というのも、当然知らないはずだったから) 「無理と知りながらも帰りたいと自発的に願った」はずなんですが、 「待ってるから」とかの約束なしで帰ってきてほしかったなー…。 望美と思いが通じなきゃ、帰ってこない将臣。 帰れると知ったときに、「待ってるから帰ってきた」みたいになったのかな、とか思ったりして、そこがひっかかったのかも。 まあ白龍との約束自体、将臣に「待ってるから」といわなければできないのですけどもね! 武将がある程度残ってる、大団円ED(迷宮)は、現代残留でも違和感なく萌えられました。 「まああいつらなら大丈夫だろ」っていってますしね。 この辺は納得できたから。 責任度が将臣の場合飛びぬけて重いから大変ですね、平家から抜けるのは。 迷宮につづく〜 |