僕は君の孤独が永久の眠りにつくことを、切に願う。
逃れることの出来ない罪を僕の苦しみの血で購い、優しさよりも痛さで凍りついた君の心を。
か細い、抱きしめれば容易く折れてしまいそうな硝子の身体を、壊れさぬようにそっと、温めてあげたい。
君の落とした涙の粒が、宝石のように君の指を飾る。
僕から君に淡い口付けを。
夜の闇で震える君に、孤独をせめても埋める抱擁を。
生命を捧げる、この歌を。
Le Portrate de Petit Cossette